【オンデマンド印刷】
オンデマンド印刷とは、「必要なものを、必要な時に、必要な数だけ印刷するシステム」です。
従来の印刷と違い「版」を作る必要が無く、デジタルデータを直接プリントします。
その為、お客様がお持ち頂いたデータ(PDFデータ)を短納期で10枚からでも印刷可能になりました。
【印刷方法】
①紙を選ぶ
・店頭にある紙は、印刷見本が置いてあります。(印刷出来ない紙 あり)
・印刷できる紙の厚さ【64g/m2(55kg)以上〜300g/m2(258kg)まで】
・紙は、お好きなサイズ(ミリ単位)で断裁出来ます
・印刷してからも断裁可能です
・印刷可能なサイズ【ハガキ(100×148)〜330×488mmまで】
③印刷データについて
・断裁するサイズは、あくまで印刷機に入る大きさなので
トンボを付けていただければ、紙の中に入るだけ面付けが可能です。
*印刷した後に仕上がりのサイズに裁断する場合
→紙(10mm大きいサイズにしてから印刷する)
→データ(周りを5mm大きくしたデータを用意する)
*余白が3mm印刷されない部分が出ても構わない場合は、そのまま印刷いたします。
④完全データをメールまたは、USBにて支給 【イラストレーター+PDFデータまたは、PDFデータ】
・データ料 300円(定形外400円)
・予備の紙(調整分)が1データに付き5枚必要
・印刷枚数10枚から対応
⑤印刷
⑥断裁 or 手切り
・断裁する場合は、断裁料がかかります。
【印刷後の断裁料】
*400枚までは100枚増えるごとに+300円
*401枚以上は100枚増えるごとに+200円
*面付けデータの断裁賃も同じ(余白あり・なし)
【印刷代】
断裁とは、紙を直線に断ち切ることです。
ご希望のサイズの紙を、mm(ミリ)単位でカットできます。
ご希望の紙(種類)、色、厚み、サイズ(ミリ単位)、必要枚数を
「お問い合わせ・ご注文はこちら」の「お問い合わせ&ご注文フォーム」より
ご連絡ください。
その際、目流れ(下記参照)のご希望もございましたら、合わせてご連絡ください。
●目流れ(繊維の流れ)
用途によって、紙の繊維の流れ(目流れ)を考慮して面取りをします。
紙の目流れとは、紙を機械で漉く時にできる繊維の方向です。
390x540mmのように、小さい数字が先に表示してある紙はT目(縦目)といって、
長い辺に平行に繊維が流れています。
540x390mmのように、大きい数字が先に表示してある紙はY目(横目)といって、
短い辺に平行に繊維が流れています。
紙は、目に対して平行に折り曲げやすく、裂けやすいという性質を持っています。
綺麗に折りたい、めくりやすくしたい時には目に対して平行に!
POP-UPカード(飛び出すカード)のようにより張りを持たせたい、
カールしてほしくない時には目に対して垂直に!などといったように、
その用途によって紙の目流れを考慮しなくてはなりません。
特に紙が厚くなるほど、その特徴が影響してきます。
厚い紙を繊維の流れに逆らって折ると、シワがよって綺麗に折れませんので
ご注意ください。
用途により、厚い紙を繊維に逆らって折りたい場合には、1枚ずつ折り筋を付ければ、
綺麗に折ることは可能です。
ただし、あまり厚い紙ですと表面の裂け・ひび割れが発生してしまいます。
●断裁料
断裁料は、1サイズ(仕上がり寸法)が1枚から何面取れるか、
また紙の種類によって決まっています。
【↓例】
ご希望枚数、サイズによっては、全判(大きな紙)からのカットになります。
1度にまとめてカットできる数も紙によって異なります。
仕上がりサイズが同じでも、元の紙のサイズが異なると、まとめてはカットできません。
また元のサイズが同じでも、紙の種類によってはまとめてカットできない場合もございます。
●納期
通常1週間〜10日ほどお時間をいただきます。
紙の種類によっては、もう少し長くお時間がかかる場合もあります。
例えば、断裁機の刃を痛めるような固い材質の紙や、加工紙などです。ご了承ください。
●化粧断ち
紙を綺麗に断裁するために、一度刃を入れたあとで、もう一度仕上げの断裁をいたします。
それを「化粧断ち(けしょうだち)」と言います。
「化粧断ち」をすることで、断裁時に発生する紙粉(しふん)を軽減させ、
断面を均一に整えることができます。
通常、仕上がりサイズの紙の周囲4面に、この仕上げの断裁(化粧断ち)を施します。
そのため、全判サイズいっぱいを使ったサイズ取りはできません。
また、化粧断ちで落とす寸法も紙の種類によって異なります。
薄い紙、厚い紙、加工紙などは、たくさん必要です。
<100mm以下の紙>
断裁機の構造上以下の点にご注意ください
・100mm以下のサイズの断裁は、上記の化粧断ちができず、102mmほど残して、「断ちっぱなし」となります。
そのため、化粧断ちを施したものほど側面を均一に整えることができません。
(ミリ単位の数値を指定して裁断しますので、見た目は僅かの違いです)
・100mm以下のサイズの断裁は102mm〜120mm断裁できない部分があります。
・100mm以下の紙からの断裁はできません。
・また、厚い紙での化粧なし(断ちっぱなし)の場合、片方の側面の切り口が、やや斜めになってしまいます。
これも断裁機の刃の構造上によるものです。
ご了承くださいませ。